酒飲みのお守り~来宮神社~
2015/08/10 (Mon) 23:31
熱海にある来宮神社(きのみやじんじゃ)に
「酒難除」というお守りがありました。
早速、酒飲みへのお土産に(笑)。

左から二つ目が「酒難除」

来宮神社
ところで、ユニークなお守りですよね?
後日、何気に伊豆の民話を読んでみたんですがね‥
↓
民話「小鳥精進、酒精進」のお話。
むかしむかし、杉杵別命(すぎきべのみこと)が
かなりお酒を飲み、南豆(なんず)、河津野の原を散歩中、
ねむりこんでしまいました。
目をさますとあたりはいちめんの火の海。
酒を飲んでの不覚の眠りに後悔するも、時すでに遅し。
その時、何千、何万としれない小鳥の群れが次々にやってきて
野火の上を旋回し、濡れた羽で時雨のようなしずくをふらせて
火を消し、みことの命を救いました。
この奇蹟が永く伝えられ、毎年みことの遭難の日から7日間
酒を断ち、小鳥をとらえることが禁じられました。
来宮神社は杉杵別命を祀り、その氏子は12月27日より一週間
禁酒・禁猟を守っているということです。
菅沼五十一・岸なみ 編 『日本の民話7 遠江・駿河・伊豆編』
未来社 1974年
より要約
そんなわけで「酒難除」のお守りがあるのですね~
そして、現在もこの戒めは守られているようですね!
来宮神社の氏子の方々は、毎年12月18日午前0時から
12月24日午前0時まで6日間、鳥料理、卵、酒は一切
断っていらっしゃるそうです。


来宮神社の御神木の大楠 樹齢2千年
大楠については↓

本日のひとこと
「樽を尻目に足るを知り」
樽は酒樽のことね。飲みすぎちゃだめね。
「酒難除」というお守りがありました。
早速、酒飲みへのお土産に(笑)。

左から二つ目が「酒難除」

来宮神社
ところで、ユニークなお守りですよね?
後日、何気に伊豆の民話を読んでみたんですがね‥
↓
民話「小鳥精進、酒精進」のお話。
むかしむかし、杉杵別命(すぎきべのみこと)が
かなりお酒を飲み、南豆(なんず)、河津野の原を散歩中、
ねむりこんでしまいました。
目をさますとあたりはいちめんの火の海。
酒を飲んでの不覚の眠りに後悔するも、時すでに遅し。
その時、何千、何万としれない小鳥の群れが次々にやってきて
野火の上を旋回し、濡れた羽で時雨のようなしずくをふらせて
火を消し、みことの命を救いました。
この奇蹟が永く伝えられ、毎年みことの遭難の日から7日間
酒を断ち、小鳥をとらえることが禁じられました。
来宮神社は杉杵別命を祀り、その氏子は12月27日より一週間
禁酒・禁猟を守っているということです。
菅沼五十一・岸なみ 編 『日本の民話7 遠江・駿河・伊豆編』
未来社 1974年
より要約
そんなわけで「酒難除」のお守りがあるのですね~
そして、現在もこの戒めは守られているようですね!
来宮神社の氏子の方々は、毎年12月18日午前0時から
12月24日午前0時まで6日間、鳥料理、卵、酒は一切
断っていらっしゃるそうです。


来宮神社の御神木の大楠 樹齢2千年
大楠については↓

本日のひとこと
「樽を尻目に足るを知り」
樽は酒樽のことね。飲みすぎちゃだめね。
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