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暗い日曜日<Gloomy Sunday>

日曜日ですが朝から雨…。
灰色一面という空模様。

同僚から借りたまま観ていない
DVDがあることを思い出し。

その名も
『Gloomy Sunday』 (邦題では『暗い日曜日』)

暗い日曜日6
ドイツ・ハンガリー合作 1999年 原題 『Ein Lied Von Liebe Und Tod(愛と死の歌)』

聴いた人々が次々と
衝動的に自死するという曲、『暗い日曜日』。
(ハンガリーのシェレシュ・レジェーという当時無名の
ピアニストが1933年に発表したこの曲は、実際に
自殺者誘発の元凶と見られ、のちに当局が
放送禁止にしています)

映画では、『暗い日曜日』が
もの悲しいピアノの旋律と
美しい映像があいまって、心に染み入るため、
本当に自殺したくなったら、どうしようと心配になりました…

一言でいって傑作です。
ブダペストの美しい風景にこの曲。
これ以上ない脚本・配役。
最初から最後まで全くあきさせません。


誰もが一目で心を奪われてしまう、美しいイロナとともに
レストラン「サボー」を営む恋人のラズロ(ユダヤ人)。
そして、「サボー」専属ピアニストのアンドラーシュ。
各自葛藤はありつつもお互い納得のうえで 
バランスが保たれているという三角関係がユニークです。
アンドラーシュがイロナのために作曲したのが
『暗い日曜日』です。

この三角関係のバランスを破壊するのが、ハンス。
(ハンスは以前、旅行で「サボー」を訪れたドイツ人ですが
ナチの将校となり再びブダペストにやってきます)

この映画の好感がもてるところは、
人物を単純な善悪の基準で分けず、
多様な角度から描いていることです。
人間の弱さであり強さにもなる自尊心を
巧みに表しています。

本当によい映画を紹介してくれた
金さんに感謝です~


ドイツ・ハンガリー(115分)
監督:ロルフ・シューベル
脚本:ロルフ・シューベル
撮影:エドヴァルド・クオシンスキ
出演
エリカ・マロジャーン(イロナ・ヴァルナイ役)
ステファノ・ディオニジ (アンドラーシュ・アラディ役)
ヨアヒム・クロール (ラズロ・サボー役)
ベン・ベッカー (ハンス・ヴィーク役)

暗い日曜日2


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柿トッポッキと柿カットゥギ

凝りもせず、柿に向き合う
クマのサカズキです。

カクトゥギトッポッキと

熟柿を使ったトッポッキとカクトゥギ

砂糖のかわりに熟柿を入れたトッポッキ。
コチュジャンと柿はとても合います。

キムチを漬けるとき、梨やりんごを入れる代わりに
熟柿を入れる人も多いそうです。

しかしキムチ漬けるなんて面倒すぎて私には無理なので
簡単なカクトゥギ(大根のキムチ)にしました。

aokubi.jpg

おいしそうな大根です。
甘みがあって辛すぎないアオクビ。
27cmありました。

kaktgimake1.jpg

適当に切ります。
天然の塩をまぶして放置。
大根の水きりをしっかりします。

kaktgimake2.jpg

使った材料はこれと塩麹と唐辛子の粉だけ。

ニンニクも魚介類の塩辛もないので
使いません。
韓国の方からすると、ニンニクを使わない
キムチなどありえないでしょう。
私は、臭いを気にせずにすむよう
ニンニクを入れません。
代わりに、昆布をブレンダーで粉にしたものと 
すりおろした生姜をたっぷり入れます。


shiokoji.jpg

塩麹は開封済みの上
賞味期限が一年前ですが
全く問題ありません。
じぶんひとりで食べるだけだからね。

kochukaru.jpg

あ、コチュカル(唐辛子の粉)
2010年のですね。

冷凍保存してあったので
大丈夫でしょう。唐辛子ですし。
香りは多少なくなってますがね、
そのぶん
生姜にがんばってもらいましょう。

kaktgimake3.jpg

以上の調味料を混ぜて放置してます。

メインの写真は一夜漬けのカクトゥギでしたが
生姜が効きすぎていておいしかったです。

本日の格言
「手抜きは素材の味を活かすため」



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まさかの柿。

厚生労働省が推奨する
一日の野菜摂取量350gなど
全く足りていないクマのサカズキです。

果物の推奨摂取量は200gだそうですが
こちらは、柿だけで余裕でクリアしています。
クリアどころか、野菜+果物の550gをも
余裕でクリアです。
柿だけで。

糖分の摂りすぎが心配になってきました。

もう柿はいいかなと思っていたら、
山友(毎週日曜に一緒に山に行く)のミジョンが
山に干し柿を持ってきてくれました。

最近、熱風で干物をつくる機械を買ったらしく
柿だの唐辛子だのを乾かしているというミジョン。

唐辛子は山ほど干しても、手のひらに一杯ぐらいの
粉にしかならなかったそうで、ショックを受けていました。

柿も切ってむく作業が大変だったと聞いて

ああありがとう~と涙目でいただきました。

大好きなんだけどね、連日柿まみれなんで(涙)

今年は柿が豊作だそうです。

本日の格言
「豊作の飽き」



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柿パスタ

夢にまで柿が出てくる
クマのサカズキです。

熟柿を見つめていたら
完熟トマトに見えてきました。

というわけでトマトソースでなく
柿ソースのパスタはどうかと思い
作ってみました。

kakipasta1.jpg

見た目は普通にミートソースですが
甘すぎるので、お子様向きでしょう。

とか言ってみましたが、子供がいないため
この味が子供うけするかは分かりません。

いずれにせよ、オバサンの私には甘すぎて
涙目で完食しましたわ。


それでも懲りずに

kakipasta3.jpg

柿のペペロンチーノ風と
チーズオムレツ柿ソース。

甘。

写真の、緑の矢印の先は
髪の毛ではありません。
柿の繊維が糸を引いたようになっているのであります。


まあ、そのですね…
熟柿はそのままいただくか
ジェラートにするのが一番です。


本日の格言
「熟柿は砂糖の代わりはできるが
トマトの代わりはできない」



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柿のジェラート

味覚だけ秋を満喫している
クマのサカズキです。

昨日も「柿過ぎる一日」でした。

まず、柿ジェラートで始まる朝。

kakigelato1.jpg

私の、ご尊敬申し上げるブロガーさん
植本さんから
「ペストルでジェラートにするのは如何か」と
ご意見をいただき、早速、
ペストルで冷凍熟柿をつぶしました!

ペストルというのは、果物などをつぶす道具です ↓

pestleA.jpg

植本さんは、ふつうのすりこぎの
先端部分に、ぎざぎざの凹凸を施され
ご自身でペストルを制作されています!

植本さんが手作りされたペストルの記事はこちら


韓国でも熟柿を冷凍して
そのままシャーベットとしていただくのは
人気の食べ方であります。
(冷凍熟柿に水をかけるだけで
皮がつるっとむけます)

でも、ペストルでつぶすとさらに
なめらかになり、ジェラートそのものです。
つぶすというより、柿の表面を削っていく
という感じです。こする感じです。
(室温に出して熟柿の表面がやや軟らかく
なってからですと、上手くいきます)

さらに、リキュールを効かせると
どんな有名店のジェラートにも
ひけをとりません(言い切る)

この熟柿ジェラートを一口いただくと
市販のシャーベットなんて
もう一生いただけませんわよ。うふ。

柿まみれな一日…

まだまだ続きます…

本日の格言
「魔法は手から生まれる」


手作り万歳。


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柿マッコリ

買いすぎた熟柿をひたすら
食らう(笑)クマのサカズキです。

そのままいただくのが一番なんですがね、
さすがに飽きてきて…

苦手なマッコリに入れてみました。



甘くてまろやか。飲みやすくなりました。
熟柿の皮をきれいにはがし
ブレンダーにかけてなめらかにしたものに、
凍る寸前までキンキンに冷やした
マッコリを注いでかき混ぜます。

写真はおすすめのマッコリです。
(サンフランシスコ国際ワイン品評会で
金メダル受賞)

韓国ではよく熟柿を見かけますし
干し柿を贈り物にすることも多いです。
スーパーでも露天商でも、どこでも
山盛りにされた柿が売られているので
よく食べています。
とてもおいしいです。

本日の格言
「苦手+好物=好物」



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寝ても覚めても柿

うっかり10キロも買ってしまった
熟柿の消費に頭をひねるクマの杯です。
アジュンマたちにも差し上げたものの
ひとりものには手に負えない量。

kakicake1.jpg

炊飯器で作った柿ケーキ。
めんどうくさがりの性分ゆえ
計量もせず、勘に頼り
失敗するという繰り返し。

材料
熟柿・小麦粉・卵・ベーキングパウダー
シナモン・グレープシードオイル(油ならなんでも)

大量消費ばかりを考えるあまり
熟柿を入れすぎてしまい
生地がゆるすぎたもよう。

見た目はぐちゃっとしてますが、
おいしいもんね(負け惜しみ)

この後、ご飯を炊いたら
若干シナモン臭が残りましたけども(笑)


20141118dinner.jpg

プルコギ風。       
牛肉を、熟柿+しょうゆ+酒+塩に漬け込みました。
(ニンニクがなかった)
灰汁なのか柿なのか
見た目が茶色くてマズそうですが。

甘~く仕上がりました。砂糖は必要ないです。
ニンジンと玉ねぎだけというのは、冷蔵庫にそれしかなかったから。
生姜があれば、よかったな~


kakiyogurt.jpg

デザート。
プレーンヨーグルトに熟柿を混ぜ
熟柿をトッピング。

柿の繊維で、ヨーグルトの舌触りが
滑らかでなくボソボソなのが、残念。

コアントロー(リキュール)を加えると
はるかに素敵な味に生まれ変わります。

これで熟柿6つ消費。
かなりの糖分になりますね…

ていうか、「消費」とか
秋の味覚である柿に大変失礼ですね。

感謝していただかなければ
罰があたりますね。

本日の格言
「消費より感謝」



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柿のつもりが熟柿だった件

おっちょこちょいなクマの杯です。
またドジをしでかしました。

柿10キロ1万ウォン!(千円弱)に
飛びついて注文したら、
熟柿だった…

10キロって70個ぐらい入ってる。

そんなわけで、柿まみれな日々。

全部冷凍するわけにもいかないしね。

熟柿2

サラダのドレッシングに。
じゅくじゅくの熟柿(ジュクシ)にお酢とレモン汁と
オリーブ油と塩、あらびき黒胡椒を混ぜるだけです。

レモンがなかったので、ミカン絞りましたが、
ミカンと柿はお互いの個性を相殺してしまいますね。
ぼんやりした味になります。
断然レモン汁のほうがパンチが効いてよいでしょう。

おいしさの秘訣は「甘みと酸味のバランス」だと
バーテンダースクールで習ったことを思い出します。

柿の甘みにはレモンの酸味が必要です。

熟柿1

冷やした熟柿を半分に切って、
スプーンですくっていただく。
やっぱ、これが一番ですかね。
  
炊飯器で柿のスポンジケーキも焼いてみましたが
茶色のべちゃっとした得体の知れないものが生まれており。
ちょっと柿を入れすぎたようですね。
もう少し研究しよう。

本日の格言
「熟する前に手を打て」



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愚痴と自覚

食堂で。
同僚(ニッポンジン)に仕事の愚痴を
ぐちぐち吐きまくってたら、
「ベテランじゃないですか!」
と言われた。

ベ・テ・ラ・ン

その一言に、はっとした。
自分がベテラン?
まあ、確かに同じ事を十数年も続けていれば
どんなに無能でも、多少のスキルはUPする。

全く無自覚でした。

愚痴を言ってる時点で自分のやるべきことを
他人事にしか思っていないということだね。
その自覚のなさが自分を無能にする。

何事も心がけだ。

そんな当たり前のことに今更気づく。

ぐちなんかなんの役にもたたない
ばかりでなく、ひとさまの食事まで
ぐちゃぐちゃにしてしまうだけなので
今後、一切やめよう。
恥ずかし。

気づくの遅すぎたけど
最近、運動もするようになったからか
なにごとも前向きに考えるようになったようだ。
ルーシー・リューに感謝しよう(笑)

※ルーシー・リューとは、ワタシの通う
フィットネスクラブのパーソナルトレーナーさんで
ルーシー・リューそっくりの、いや、
もっとキュートなのにセクシーなお方のこと。
彼女に、厳しくビシビシしごかれ中。

本日の格言
「自覚が自分をつくる」



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11の解釈

pocky.jpg

ポッキーの日。

韓国でもお菓子売り場が
ポッキー(韓国ではロッテのペペロ)山積みになります。
最近は日本のポッキーがどこにでも売っているので、
ニッポンジンとしては、もちろん、ポッキーのほうを買います。

で、11月11日は

電池の日だったり
(電池の+ - を 11に見立てて 電池工業会)

ピーナッツの日だったり
(一つの殻に2つの粒入りの双子だから 全国落花生協会)

サッカーの日だったり
(11vs11 ミズノの直営店)

します。

サッカーの日は、なるほどと思いましたが
電池だの、ピーナッツだのとは、よく考えましたね。

ちなみに、中国ではシングルの日(光棍節)だそう。
シングルを祝しセールをするネットショップも多く、
シングルと決別しようと結婚する人も多い日だそう。

しかし、中国は広いので、シングルの日を認識しているのは
大都市を中心とする一部の地域だけのようですね。

ポッキー食べながら、日付が変わる前にと
急いで記事を書きました。

本日の格言
「1の解釈の多様性」



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