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そもそも。

包丁も使えない友人に、日本料理の店をやらないかと無謀すぎる話をもちかけられ、
なぜか悩んだりしているクマのサカズキです。

kumanoshigoto.jpg

クマのサカズキが、無謀な話にのる話はこちら→あまりに安易な


大邱(テグ)で日本料理店。
料理は素人の独身女二人。
家賃滞納でもめた末に空いたという曰く付きの物件。

これ悩む必要あるか?


あまりのアホさ加減を哀れんだ同僚(ニッポンジン)の一言↓

そもそも、ビザが取れるの?それから悩むべきでないかと」


ナルホド  

こんなアタマの切れる人がなぜこの村に出稼ぎに?!

(アンタがアホなだけ…)


最低5000万ウォン以上ないと外国人投資家ビザは下りません…

設備投資にはもっと必要だし、さらに生活費、住居費も必要…


先立つものはやっぱり金塊なのであります。


友人(この国のヒト)に、そんな話をしていたところ…

突然。

「配偶者ビザなら金塊なくてもいい!」と。


「でも、あの、結婚の予定とか、ないんですけど…」


偽装結婚すれば?


「え?」


「偽装結婚してあげますよ


ぎ、偽装結婚してあげますて。


「ボク、1回バツついてるから、2回でも3回でも平気」

(ちなみに このヒト↑は 元飲食店経営者 現在、店ありません


っていうか、なんで、店するために偽装結婚までせなあきませんのっ


ムチャクチャでんがな。


っていうか…

そもそも、悩む必要、ありますの?って話でしたね。

ふらちなことを考えず、本業の季節労働、地道にコツコツがんばろう。

あ、セカイイチ小さいカウンターもね…

本日の格言
「そもそも、これまで全力を尽くせてなければ
新しい出発などなし。」


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 心を入れ替えて。
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出張で謎の任務。

クマのサカズキ、本日は珍しく出張に行ってまいりました。

本日の出張手当↓ お菓子一皿 
kumatookashi1.jpg
別途、特別手当としてアロエジュース一本がつきます。


まず、100号室と呼ばれる会場に向かいます。

「助手」という人が、うやうやしく出迎えてくれ、指定の席まで
案内してくれました。
同じ任務を命じられたらしいオジサン2人と挨拶を交わし。
手渡された極秘ファイルに目を通します。

「代表」と名乗る若者(男子)が近づいてきて、
流暢な日本語で私の名前を確認しました。

彼は、おもむろに「こちらを」と言って
ある粉末のスティックを手にのせてくれました。

なにかの薬品のようです。

他の2人は、すでにその薬品を口にしたもよう。



薬品には「疲労回復。しみ、そばかすに」と書かれてありました。

そうこうしているうちに、業務開始の合図です。

入れ代わり、立ち代わり、男女6人の若者が一方的に語るのをひたすら聞きます。
途中、相槌を打ったり、質問をするということはできません。
他の2人も顔色ひとつ変えず、終始無言で、聞いています。
時折、極秘ファイルに目をやり、アロエジュースを飲んだりしています。
クマも無駄に神妙な面持で、語りに聞き入っていました。

語りの内容は、苦労話、個人的な悟り、提言風、夢…なんでもいいみたいですが、
不思議と、全員、何かしら前置きをして語り始めるのです。
その前置きが、言い訳になっていなくてはならないようです。

「まだ日本語の実力が不足していて…」「準備する時間が不足していて…」
「まだ完成してませんが…」

なにかが不足している方が有利なようです。

さらに、言い訳の後に「理解してください」などの決まり文句を付け加えると
完璧みたいです。
(注:この場合の「理解してください」は大目にみて下さいという意味らしい)

しかしながら、若者たちの日本語はすばらしく、どこが、不足しているのか
クマには分かりませんでした。

日本の若者で、第二外国語をあれ程駆使できる人ってそう多くないと
思うのですが…

100号室での極秘任務は小一時間で終了しました。

ただ座って神妙に話聞くだけでお菓子がもらえる仕事。
しかも、疲労やしみそばかすの心配までしてくれるしね!
また、ないかな~



本日の格言
「前置きの長さは
本気度・謙虚さに反比例する」


あっ、当ブログも、前置きが無駄に長いです…

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あまりに安易な。

将来が不安なクマのサカズキです。

仕事 もろもろの雑用、犬の観察。
    時々バーテンダー

資格 なし。
    あ、珠算サンキュウとかあったかも…
    (あまりにもお粗末なのでカタカナで書いてみる)




仮に、機密漏洩罪でクビになり、日本に帰った場合のことを
考えてみました。

クマのサカズキ家のある村にはスーパーとコンビニ、
さびれた食堂ぐらいしかみあたりません。

運よくスーパーのレジ職にありつけたとします。

最新式レジの見慣れないタッチパネルにおろおろし
無駄にカウンターが開いたり、エラーサインにビビッたりしているうち
長蛇の列ができてしまい、イライラしたオバ様に怒られるという図が目に浮かびます。

あ、長蛇の列できるほど、お客さん来ないんだっけ。

では、コンビニのレジの場合は。

各種料金支払いや宅急便などの業務がさらに加わり、煩雑で
覚えられず、おたおたし、見かねたバイトの高校生が
代わってくれるも、教えるのは面倒くさい~といった様子であり、
疎外感と沈黙の時間に耐えながら、ひたすら店内清掃を…
という図を想像してしまいます。

最後に、さびれた食堂の場合。

そもそも求人がないでしょう…

kumanoshigoto3.jpg

みじめな自分の姿にしょぼーんとしていたところ…

友人(この国の人)から電話がかかってきました。

「一緒に店やろう」

あ、あまりに唐突。

「で、何のお店ですか?」

「日本料理の店!」

ちなみに、彼女は包丁も握ったことのないヒト。

包丁握ったことのないのと、バジルに塩ふってサラダ!とか言ってるのとで

一体何の料理出すんざんしょ~

品目以前に誰がつくるんですかって話。

「ニッポンの料理ダカラ、ニッポンジンのアナタガ」

あまりに無謀…

しかし、この国では、素人が結構、安易に店を始めるようだ。
食堂がまずくて流行らなかったから、すぐ潰して「ゲーセンにする」とか。
全くの異業種にも平気で乗りかえる。
改装中の店もやたら多いし。
オープンしたと思ったら、いつの間にか店じまい、
ある日突然、別の店がオープンしているなんてザラ。

「妹所有の貸し店舗が空くから、そこでやる。一応考えといて」

う~ん。悩むクマのサカズキ。

悩むのかよっ!


ふと、ある驚愕の事実(またか)を思い出しました…

以前、その貸し店舗をしている妹さんが、家賃を滞納している店と
もめて、法廷で争うとかなんとかって言ってたことがあったのです…

やっぱり、やめよ。

断る理由を考えつつ…

ひとまず寝ることにします。

本日の格言
「とりあえず見切り発車、
あとはごり押しでなんとかなるぞ」


↑これが韓流。ソコヂカラが違います。

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不憫なふたり。

もう、犬のプライバシーとかどうでもいい、クマのサカズキです。

機密漏洩罪(完全に頭オカシイ)でクビになれば日本に帰れますしね。

茶の(♂)と黒の(♀)のツーショット。
写真写りがいつも悪い黒のですが、これは珍しくカワイイ(実は数ヶ月前の写真)。


…昨日のブログの続きでございます。

驚愕の風景を目の当たりにしたという話でございましたね。


ヒート期間も中盤、座り込み戦法で、茶の(オス)を拒否していた黒の(メス)でしたが…

いきなり、茶の頭を前足でおさえつけ、下半身(?胴から後ろ足部分)を
茶ののわき腹にガンガンってぶつけはじめたのです…

(マウント行為って言うそうですね)

メスとオスの立場逆転。

その光景を、同僚と二人で、唖然として見ているしかありませんでした。

調べてみると、序列確認のためのマウント行為もあり、メスにも見られる
らしいです。

しかし、黒ののマウント行為をヒート期間以外に見たことがないので
茶のを真似てやっているようにしか見えず、どう考えても

「ワタシ、アンタに仕返しよっ」

って感じなのです。

それに、茶の(♂)も、ときどき、片足上げずに、オシッコをすることがあり…
(後ろ足がオシッコでビシャビシャになる)

しゃがむような様子から、これも、黒のを真似ているようにしか見えないのです。

他の犬との交流もなく、2匹だけで囲われて育ったからなのでしょうね…

なんとも…

とても不憫な二匹なのでありました。

犬を飼ったことがないクマのサカズキ、君たちのおかげで
いろいろ学び、考えさせられているよ…

本日の格言
「真似るときは
いろいろな対象を見て
検討したうえで!」


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何の仕事ですか?

あまりのウォン安に遠吠えしているクマのサカズキです。
あちらこちらから遠吠えに反応するニッポンジン労働者…

昨日は職場の散歩担当者(お犬様部署)の休日。

同僚(ニッポンジン)と犬の散歩に行きました。

chocoblog2.jpg
ヒート期間中の茶の♂ 犬相 ちょい悪め

(あれれっ。犬のプライバシーがどうたらこうたらとか言ってて顔出しかよ!)

ふんっ。
こんな緊急ウォン安事態に、
犬のプライバシーとか言ってられるかいなっ。


(…って、どこになんの八つ当たりですか?) 



このところ、犬がヒート期間(発情期)に突入していましたが、
ちょっと落ち着いたようなので散歩させることができました。

ヒート期間って、正確には、特に♂に発情期があるのではなく、
♀のデレケートな期間に♂が反応しているっていうことなんですね。

そのデレケート時期の♀は、最初は♂を拒否するのですが、
その後、受け入れていくみたいですね。

しかし。

うちの黒の(♀)には拒否期間はありましたが
受け入れ期間は全くなし。

chocoblog.jpg
しょぼくれる茶の(♂)

いつもは弱気な茶のが、通常時の2倍に目を見開いて

黒の(♀)のお尻をおっかけおっかけ…

黒のは逃げる逃げる…

そんなわけで、2匹がくるくるくるくる、どっとこどっとこ
犬小屋を回ってたんですよ。

そのうち、黒のがお尻をぺたっとデッキにくっつけたまま
座り込み戦法に出てしまいまして。

くううう~んと気弱に訴える茶の。

そんなせつない期間を乗り越えて…

と思った矢先に!!!

さらなる驚愕の風景を目の当たりに。

クマと同僚が思わず顔を見合わせて遠吠えをしてしまった
その風景とは…


(こ、ここで終わるのかよっ)


すみません。眠くて。

日曜日っていうのに、今朝は6時に電話でたたき起こされましてね~

(睡眠時間3時間)

それも、お犬様部署からっ。

「犬小屋の鍵が見当たらないんで、スペアキーで開けてくれぬか」

ふああああ~い。

この国でなんの仕事をしているのか、自分でも分かりません…


本日の格言
「切ないときは
遠吠えを」


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為替が。

今日はチャングンソクさんが主演ドラマの撮影で大邱(テグ)に来ると聞いたのですが。
知り合いが、エクストラでそのドラマに出る(数秒ほどね)からと
教えてくれたのですが、見に行きませんでした…
眠くて。
しかし、お客様も来ないちっこいカウンターでぼけーっと
してるだけだったら、行ったほうがよかったんじゃ?と後悔するクマのサカズキです。
美しい男子をみる機会、めったにないのにね。


そんなことより!

この週末に日本に帰っている同僚からの悲痛な叫びが。

「100円が1600ウォンになりましたっ」

な、なんですと?

それは、つまり… 100万ウォン積んでも、

諭吉さんが6枚と一葉さんが1枚あるかないか
ってことですね!!!


よけいわかりにくい…


ここ数年のなかでも最安値だ…

この先、ウォン安がどんどん進んでいくのだろうか…

そのうえ、物価はどんどん上がっていくし。

日本がどんどん遠のいてゆきます…


しかも、今日はランキングが2位に落ちていた…

まあ、1位の方がすごすぎて。

おひとりさまカテもなんか華やいできましたね!

ピアノの音色つきですしね!

音符の読めないクマのサカヅキ、音楽をする人を

羨望します。

小学時代、音楽の時間はいつも手に汗を握ってました。

たて笛やハーモニカのテストのときは、みんなが

練習しているのを聞いて曲を覚え、適当に吹く。

シャープとかフラットとかの変化記号出てきたらアウト。

そこまで器用ではなかった…

音楽会のときは、常に大太鼓や木琴役を確保し。

大太鼓はボンって打てばいいだけだし。

木琴の場合はめちゃくちゃたたいてました。ぶっ。

っていうか、センセイに教えてもらえよ。

はっ。そのときから小心者だったようでして…

でも、当時はセンセイが教えてくれなかった。

教えなくても皆、できたから。

なんで???

なんか、最近、昔のことばかり思い出しますね。

歳のせいでしょうか。

yonige.jpg
荷物まとめて…
日本に帰れない…


本日の格言
「恥をかくまいとするプライドが
コンプレックスを一生抱え込ませる」


つまらんプライドはさっさと捨てて。
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明日から、元気出してがんばるぞ!

とあるジイサマの話が。

先のブログの続きでございます。

なので画像も同じ…ではなく角度ちょっと変えてみました。
hanjidoll2.jpg
韓紙人形 2009年12月 制作



…口べたな方のお話に感動したというハナシです。


もう20年くらい前の話なのですが、

胸にジーンときたことが、今でも忘れられず

思い出しては涙が出ます。


たまたま居合わせた場所で講演がはじまりました。

聴衆はほとんど女性(っていうかオバサ…)という

不思議な会場でした。

見知らぬジイサマが壇上に。

お話し上手でない上に、東北訛りでいらっしゃるので

会場は、ややザワザワ。


お名前も記憶してませんが、お仕事は確か石屋さんで

幼い頃に奉公に出された話をなさいました。

(以下石屋さんとします)

母親が村のはずれまで送ってくれ、

生まれて初めてお店に入ってそば(?)を注文してもらった

そうですが、お母さんは食べずに見ていたそうです。

いよいよお別れのとき…

後ろをふりむきふりむき歩いていく石屋さん。

お母さんが無言で手を振っていたそうです。

しばらく歩いてはまた後ろを見て。

お母さんは手を振り続けています。

もう見えなくなったかなと、またふり向くと。

まだ手を振っています。

少し行って、もう見えないなとふり向くと。

小さく小さくなったお母さんが

一生懸命手を伸ばして振っていた…


いつしか会場はしいい~んとなっていました。


このとき、

人は、言葉を尽くして語るんじゃない。

ハートが語るんだと思いました。



もう内容は全く覚えてないのですがね~

その後…感動的な話・すばらしい話はいくつも聞きましたが

あれほど心にグっときたことは後にも先にもありませんでしたね…


いわゆるエライヒトでもなく、雄弁でもないジイサマの話でした。

クマのつたない文章では、石屋さんのハートを伝えきれず…トホホ。



本日の格言
「人生は
ハートで語り
ハートで聞く」


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 週末だね!

評価ゼロのヒト。

hanjidoll1.jpg
済州島の韓紙人形博物館で 2009年12月 制作 
人形作り体験コース(約2時間)
時間をかなりオーバー。根気よく指導してくださった先生に感謝。



この国では、堂々としていて、口達者な人が

評価されるため、何かと苦労します。

小心者で弁も立たないとなると、この国では評価0。

したがいまして

クマのサカヅキの評価はゼロ!

この国では、別に、いなくてもよくね?っちゅう感じのヒト
でございます…あ、日本でもかな?


ずいぶん昔の話ですが、ソンスンホン(「秋の童話」のジュンソ役のヒト)が

除隊してすぐ記者会見をしていた様子を思い出します。

両親や国を思う気持ちが込められたスピーチで、語彙も豊かで

よくあんなによどみなく、話せるもんだなあと妙に感心しました。

彼だけじゃなく、韓流スターたちのインタビューの受け答えが

日本のスターとは違う感じ。


日韓首脳会談の際の歴代首脳のスピーチなどは言うまでもなく。

語彙力の差が歴然として日本の首相のスピーチがチャチく感じられてしまう。

(注:日本がダメっていう話ではありません。麗句を好む国と控える国の違い



で、ふと気づいたのが、この国には、スピーチや弁論の教室が多い。

こんな村でもよく目にするんです。

看板には「リーダーシップ性の向上!」などと書かれてある。

早速入門してみました。

個人レッスンでは発声練習とか発音の矯正などをしてもらい

社会人クラスでは、課題に沿ってスピーチをすると

いうのが主な内容でした(意外としょぼい)。

主婦、大学生、会社員、ガラス工芸家という面々で

楽しかったのですが、コメントをするのはセンセイだけ。

「我々もお互いに指摘しあいたいのですが」という受講生一致の

提案をした瞬間、なぜかセンセイが怒り出し。

皆沈黙…。

その数日後、センセイ体調不良で授業ドタキャン。

その後、クマも季節労働を終えて日本に帰ったりしているうちに

センセイと連絡もとれなくなり…教室も閉まったままで。

結局続けられませんでした。ぶっ。

だから何なんだよって話ですよね??


つまり…その…あれ?

やっぱり口べたじゃんかよ。直ってないし。


ま、本当に人の心に響く話っていうのは、

非の打ち所の無い文やテクニックだけじゃないって

ことでまとめるつもりが、そろそろ眠くなってきまして…

(またかよ!)

実は、ものすごい口下手な人の話に感動して涙したことあるんですよ。

20年?たった今でも忘れられないその話、また明日いたしましょう。


本日の格言
「口下手は
先に結論から話そう」



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今日もファイト!

勇気出して試飲。

コーヒーリキュールを仕込みました。

ナマケモノが、今度は、自家製リキュールですと?

ウォッカにコーヒー豆漬けるだけですので誰にでもできますねん。

ウォッカはスミノフ(ブラック)使いました。

豆を漬け込む期間は、情報によって1週間とか数ヶ月とか

まちまちだったので、悩んだ末、

コーヒー豆の声を聞くことにしました。

つくえの上に置いて、毎日、じろじろ見るんです。

あやし~

で、なんとなく、出たそうにしていた1週間後に

引きあげてやりました。

熟成後が楽しみです。



さらに、ウォッカから出した後のコーヒー豆ですがね。


何か使い道はないかと、検索しましたが、情報がない。

コーヒー抽出後の豆の再利用ではなく

お酒に漬けた豆をどうするか、
です。

エキスは出たあとですので、普通に考えてもダメだとは

思うのですが…

挽いてもいない豆ですし!そのまま捨てるのには忍びなく…

とりあえず、乾かしてみました。


豆、縮みました~↓


色は真っ黒。しわしわになっています。
アルコールが蒸発するときに相当な水分を奪っていくんですね。
コーヒーの香りは全くなく、わずかにカカオっぽい香り。

おそるおそる飲んでみました。

weakcoffee.jpg

見た目は普通のコーヒーです。薄くもありません。

味は…

香りのまったくないコーヒーらしきものを飲んでいる感じ。

しかし、この国のイタリアンの店などで食後に出てくる

お湯みたいなコーヒーよりおいしいんではないか?と思いました。

(注:もちろんコーヒーが美味しいお店はいっぱいあります
クマの住んでいる村のレストランの話ですので)

カフェインもそのままなんでしょうかね。

コーヒー飲んだ直後でもすぐ眠れるクマには、分かりません…

カルーアや好みのリキュールを入れれば、香りづけにもなるし

別の飲み物としておいしく飲めるかもしれませんね。

豆を捨てるに忍びないという方はお試しを。

あくまで新鮮な豆で、数日漬けたものに限ってですよ。

数ヶ月もアルコールに沈んでいたものは、捨てるしかないと思います。



最後に、このコーヒー豆ですがね。

日本一のコーヒーです。

2000年の沖縄サミットのときに、

各国首脳に出されたコーヒーなんですが、

コーヒー苦手なクリントン大統領(当時)が

おかわりしたという、あの、コーヒーですよ。

もう、クマはこれ一筋です。

カフェバッハの「バッハブレンド」

カフェバッハについて熱く語りたいところですが

そろそろ眠くなってきました。

またいつの日か(おいおいっ)


本日の格言
「あふれる情報に悩んだときは
物言わぬものに聞いてみる」


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自分の勘を信じよう。

カミカゼ。

NHKのワールドプレミアム放送をつけっぱなしで

作業していたクマのサカズキです。

ながら見なので、ほとんど意識外でしたが

ふと、耳に飛び込んできたのが…

「飛行場から飛び立った仲間が、翼をふるんですよ」


画面は「俳句王国」

作者が自分の作品について語っていたようです。

その作品は…



翼振る一期の別れ炎天へ
(つばさふる いちごのわかれ えんてんへ)    作者 廣瀬 直人



Yokosuka_D4Y3[1]

クマのサカズキ、涙があふれてとまりませんでした…

「翼をふるんですよ」

その一言が耳に残り…まぶしい空に消えてゆく

特攻隊の姿が目に浮かぶようでした。


戦争を知らない人間が、今の価値観で

当時のことをああだこうだと言う事はできません。


ただ、10代そこそこの若者が、大切な家族と別れ、死を覚悟し

どんな思いで飛び立っていったのか、

決して忘れてはいけないと思います。


見送る仲間への最後のメッセージとして

翼をふったんですね。


俳句のお題は「青春」でした…



カミカゼという名のカクテルがあります。

kamikaze[1] 画像 サントリー

ウォッカ ホワイトキュラソー フレッシュライムジュース

このカミカゼの由来は神風特攻隊なのです。

アメリカ発祥(横須賀基地説も)で作者も不明なのですが、

アルコール若干強めの鋭さが神風を表現していると思われます。

選ぶお酒やレシピによっても非常に差が出ます。

カミカゼには、ライムのスライスなど浮かべてほしくないですな。
(クマのサカズキ美学)

もし、日本のバーテンダーさん作だったら…。

戦闘機のイメージではつくらなかったでしょうね。きっと。


このカクテルは、特に、納得のいく究極のレシピを見つけられるまで

研究を重ねたいと思います。それまでは、うちのメニューに入れないぞ!

大空に散っていった若者たちのことを想いつつ。


ちなみに、この国でカクテルバーというと、女性が相手をしてくれるお店が多く

実質水割りメインで、カクテルメニューも数種類ってことがほとんど。

でも、その中に…

かなりの確立でカミカゼがあるのです…

なんとなく、注文できませんね。


ちなみに、世界2位の有名バーテンダーさんが

ソウルのリッツカールトンにいらっしゃるらしいですね。

彼はどんなカミカゼをつくるのだろうか…



本日の格言
「開花前に散った桜を
踏みつけないよう
そっと大事に歩いてゆこう」


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